2012年01月14日

ユダヤの英知と沖縄の知恵(黄金の言葉)

shimasolt01.jpg島マースコーナー

(あなた方は、地の塩である) マタイ5:13 
                        その2

ハイサイ!
チャ〜ガンジュ〜?

ユダヤ教の中心戒律に「十戒」があります。映画にもなっているので、ご存知の方も多いと思います。この十戒には一つの特徴があります。それは、条文がすべて「あなたは…してはならない」と言うかたち、つまり二人称単数で書かれています。一定の集団に与えられた以上、「あなたがた」と複数になるのが当然ですが、十戒ではわざわざ単数形が使用されている。何故でしょうか?あなたはどう思いますか?答えは簡単でした。「他人はどうあれ、あなたは殺してはならない」という意味でした。「他人が何をやるかは関係ない、とにかく、あなた一人の問題だ」ということです。

エデンの園の場面でも、禁断の木の実を食べてしまった責任を、男は女に、女は蛇に押し付けた。人類最初の罪は、この責任転嫁にあったと言われています。

「ウチナ〜の黄金言葉」にも、他人に転嫁しないように、子供がまだ小さい時から、家での教育、しつけ、人間としての道徳心など、両親をはじめ、祖父母、親戚や隣人たちが熱心に教えた言葉がある。

「家習え(やあなれえ)ど、外(ふか)ならえ(なれえ)」

家の中での、日頃のしつけが、将来外に出た時の教育になる。家でのしつけが悪ければ、他人のせいにしたり、迷惑をかけたりします。家でのしつけが善ければ、正直にその通りに善い行いができるようになる。家庭での教育がどれほど大切ものであるかを説いています。

「わらびや、他人ぬ、しゅることどしゅる(することをする)」

幼い子供は、人がすることを見てそのとおりにまねる。両親は、日頃の生活の中で子供に対して良い模範を示すように、細心の努力を惜しまなかつた。

ヘブライ語では、「今」と言う語は、「アター(時に向かって)」という言葉で表現されています。ユダヤ人の時の概念は、時は人間の外にある客観的な物差しでなく、自分のうちにある固有の時としてとらえる。そのために「エート(時)」としないで、「イティー (私の時)」と言う言葉で表すことのほうが多いようです。ですから、いつ死んでもいいように、自分の時を大切に、身の回りを整えて生活しています。

「ウチナ〜の黄金言葉」にも、以下のことが言われています。

「生まりれー、ちゅとしんちゅ(同年の人)」

人間、生まれてこの世の中に出てきたら、みんな同年の人である。年の違いはあるけれども、だれが先にあの世へ召されるかわからないので、現世にいる間は、みな同年輩のようなものであります。ですから、自分の時をむだにしないで、目標に向かって努力しましょう。明日があると思ってはいけないよう。と戒められました。

「タルムード」の中に「自分を知ることが最大の知恵である」と書いてあります。
自分自身を知り、尊重することは、他人の意見や考え方も尊重することができるからです。

「世の中で、最も幸福な人はだれか、よき妻をめとった男」
その通りですね。あなたはどう思いますか? 

「ウチナ〜の黄金言葉」の中に「命どぅ宝」と書いてあります。
自分自身の命を大切にすることは、他人の命も大切にするからです。

「夫婦(みいとんだ)やかみの尻(ちび)ていいち」

沖縄では、夫婦が結婚するとき、この世だけでなく、あの世までもいっしょに、仲よく暮らすことを喜びとしました。そして「夫婦は二世の契り」として神聖な儀式が行われました。

「「夫婦(みいとんだ)やかみの尻(ちび)ていいち」上記の言葉の意味は、「夫婦が死ぬと、一つのかめ(じいしがあみ、骨を入れる大きな壺)に合葬されるので、あの世へ行っても一体である」ということです。


posted by 沖縄のホフマー at 09:33| Comment(2) | 島マース(英智) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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